アーユルヴェーダの知恵

アーユルヴェーダから見る「理想的な1日の過ごし方」とは?

今年もついに夏が来ましたね。
連日の暑さに皆さん体調は大丈夫でしょうか?
日本には、場所によって涼しい地方もあるみたいなので、羨ましい限りです。

私事になりますが、昨夜、猛暑のあまり、夜中に目が覚めてしまいました。時計を見ると3時30分です!!
アーユルヴェーダではヴラーフマ・ムフールタといって、起床時間は“日の出96分前” が良いという教えみたいなものがあります。

今の時期だと、だいたい日の出は5時くらいだから、丁度アーユルヴェーダ的に望ましい時間に目覚めたわけです!熟睡出来やしねえよポジティブに考えれば!

アーユルヴェーダとは
古代インド・スリランカで発展した伝統医学。
医学のみならず、生活の知恵、生命科学、哲学の概念も含んでおり、病気の治療と予防だけでなく、より善い人生を目指すものである。
健康の維持・増進や若返り、さらには幸福な人生、不幸な人生とは何かまでを追求する。

何故この時間が良いかというと、
この時間は空気が澄みサットヴァ(純粋性)が満ちるからとか、
人間の身体の活動性が増え、エネルギーの流れがよくなるとか、いろいろ理由はあります。

あと、この時間は頭が冴え、瞑想に適していると言われています。

サットヴァとは
アーユルヴェーダの哲学には「人の心には3つの性質がある」と言われており、そのうち人の心の“クリアな状態”をあらわしているのが“サットヴァ”です。
人はこの状態の時、汚れや否定性が無く、物事を公平に見ることが出来ます。

ちなみに、この状態にある人は非常にまれです。自信があって、やりたい事が明確にある人サットヴァに満ちていると言われています。

ちなみに、日の出の96分の起床とまではいかなくとも、アーユルヴェーダでは起床は6時までが理想的ですよ!

アーユルヴェーダにはディナチャリアと言って、1日の理想的なすごし方に関する教えがあり、その中で語られています。

少し詳しくいうと、
アーユルヴェーダでは、自然界のあらゆるものに生命エネルギーが働いていると考えられており、これは3つのタイプに分かれます。

ヴァータ…「風」と「空」のエネルギー。軽やかで動きの早いエネルギー。
ピッタ…「火」と「水」のエネルギー。火が燃えるようなエネルギー。
カパ…「水」と「地」のエネルギー。重い性質のエネルギー。
(当然、私達人間もこのエネルギーのいずれかを持っていますよ!)

そして、1日の時間の流れは、この3つのエネルギーが4時間ごとに入れ替わり、合計2回転して成り立っていると言われてます。

そして、それぞれの時間を支配するエネルギーによって、その時間に特徴が出てきて、その時の相応しい行動というのが決まってくるのです。

例えば
ヴァータの時間=行動したり、コミュニケーションをとるのに適している
ピッタの時間=食事をとるのに適している
カパの時間=休息をとるのに適している

といったように

ここで、1日の時間の流れを、対応する3つのエネルギーと共に一覧にしてみると

2時~6時ヴァータの時間》
この時間に起床すると一日を軽やかにスタートできます。あとは瞑想に最適 。

6時~ 1 0時カパの時間》
カパの影響で身体が重くなりがち。なので、適度な運動をして怠さを解消するといいですね。コーヒーを飲む行為もカパのエネルギーを減らすことになるのでおすすめです。

1 0時~ 1 4時ピッタの時間》
代謝が高まる時間。消化力が高まるので、食事も多めにとっても大丈夫です。ちゃんと消化されるので老廃物を溜めにくく、健康に過ごせます。頭脳労働するならこの時間に!

1 4時~ 1 8時ヴァータの時間》
活動の時間 。ただし適度な休養が必要 。 人とコミュニケーションをとるのも適しています。

1 8時~ 2 2時カパの時間》
リラックス状態になります。この時間にお風呂に入ったりするといいでしょう。

2 2時~ 2時ピッタの時間》
新陳代謝が活発になるので深い眠りにつけるとも考えられます。

余計なアドバイスも付けちゃいましたが、こんなかんじです。こうして一日が回っていると言えます。

この時間帯を意識して行動すると、「行動したけど上手くいかなかった」なんて事が少なくなるかもしれませんね!

例えば、起床であれば、
6時過ぎに起きてしまうと、「カパ」のエネルギーが強まる時間帯に変わってしまいますね。なので、起きるのがだるくなったり、一日の動きが、まったりどんよりしていまう可能性があるのです!

心あたりないでしょうか?

細かい事を考えると、日本人の大半がこの時間に起きてるんじゃないか?という疑問も浮かびます。職場に朝ダルそうにしてる人が多いのはこの為だったりするのかもしれませんね。